2021-04-09 第204回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
委員御指摘の約九兆円は、淀川水系において計画規模の洪水が発生し、淀川の左右岸でそれぞれ一か所の計二か所で堤防が決壊することを想定した場合の大阪府における被害額です。大戸川ダムをルールに基づき操作することにより、この約九兆円の被害は回避されることになります。
委員御指摘の約九兆円は、淀川水系において計画規模の洪水が発生し、淀川の左右岸でそれぞれ一か所の計二か所で堤防が決壊することを想定した場合の大阪府における被害額です。大戸川ダムをルールに基づき操作することにより、この約九兆円の被害は回避されることになります。
御指摘のように、左右岸のバランスをどう考えていくかということになるわけでございますが、特に庄内川につきましては、平成十二年、いわゆる二〇〇〇年の水害がございまして、この災害を受け、左右岸、上下流のバランスを考慮しながら、順次下流から基本的に進めてきたところでございまして、今回氾濫した場所はまさに上流側で、下流から順次やってきて施工途上といいますか、工事の最中にあふれたと言ってもいい場所だというふうに
それはなぜかというと、特に河川の場合には、上流から下流に流れ、それから左右岸の問題ありますので、どこか一か所だけ急に丈夫にするとほかに波及するものですから、全体をじわじわと安全度を高めるという、そういう整備の仕方を取っておりますので、そういった意味では一気に上がるというよりは段階的に安全度を高めていくという方法を取っているというところでございます。
しかし、説明を受ければ、河川というものはこの流域の中での上下の流域あるいは左右岸のバランス、これらを考慮することが必要なんだということで水系全体だという、こういう説明を受けております。
これまでの治水対策でございますが、左右岸のバランスを取りながら下流から順次上流に向かって連続堤防を造り、ダムを造ってまいったわけでございまして、ただ、そういう中で財政状況も非常に厳しいということで、なかなかそのスピードが増しません。中上流部は下流部に比べて相対的に安全度が低い状態のまま放置されているのが一般的でございます。
和歌山には水防団はないということでありましたが、すぐ近くの大阪の、先ほどお話出ていましたが、淀川の左右岸でありますとか大和川、こういうところには、以前から水害に苦しめられた歴史があるということでありまして、水防団がございます。 これらの水防団というのは、村落などを中心とする伝統的な自治組織によって運営し発展してきたものでございます。
あるいはまた、個別につくるよりはまとめてつくった方が基本的には安いだろうというあたりを踏まえまして、市町村の境界を越えて、例えば河川の左右岸ということもあるでしょうし、それから、上下流を含めた流域全体を視野に入れてつくるという場合もあると思います。
下水道管理者が雨水調整池を造る、あるいは市町村が校庭などを利用して雨水貯留施設を造る、そういう場合につきましては、市町村によって、A市、B市、C町というふうなことを考えたときに、市町村によっては用地確保が容易なところもあれば非常に難しいところもある、それから、個別に造るよりはまとめて造った方がいいと、まとめて造っても治水効果は同じだというようなことがありまして、市町村の境界を越えまして、例えば河川の左右岸
それぞれの河川の治水の歴史を見ますと、上下流の対立、左右岸の対立、つまり上流があふれていると下流が助かる、また上流が堤防ができますと下流に負荷をかける、もちろん左右岸も同じような状況でございます。一つの河川事業をやるにしろ、その市町村会がございますと、大変難しい調整をしながら河川管理者は事業を実施しているのが現状でございます。
直轄管理区間につきましては、直轄管理区間延長三十二・八キロのうち、要堤防整備済み、いわゆる完成堤の延長は四十七・八キロでございまして、これは左右岸で二倍になりますので、堤防整備率は約七七%ということでございます。
○青山政府委員 今お話のございましたのは、須賀川市の江持橋下流左岸部のことだと認識いたしておりますが、当該箇所は、治水の安全度のバランスと申しますか、左右岸のバランスというふうなことを考慮しながら、また地元の御理解を得ながら順次整備を進めてきているところでございまして、平成十年度中に締め切り工事は完了する見込みでございます。
さらに、その水循環系の根幹をなします施設は河川になるわけでございまして、その中枢をなします河川の管理は、水系一貫と申しますか上流、下流のバランス、左右岸のバランス等を考えながら、また環境をも配慮しながら総合的、統一的に行うことが非常に大切だという認識を持っておりまして、河川管理にかかわる事務は国の事務とした上で、河川の重要度に応じて国と県等の地方がそれぞれ河川管理者として役割分担をしながら今まで管理
江戸時代から明治の初めぐらいにかけて、地先の田畑及び集落を水害から守るため、左右岸や上下流であえて堤防の高さを変えるとか、堤防をこっち側は低いままにしておいてこっち側だけ上げておくとか、そうすると、こっちの集落のある方には水が行かないで田畑のある方に行くとか、あるいは地先の重要度や地形等の自然特性に対応した治水方式がとられていた。
そしてまた、それぞれの河川の中でどういう整備を進めるかということで申しますと、これは河川はやはり下流から改修を進めてまいりませんと、上流から先に進めますと上流のはんらんを下流に人工的に持ってくる、こういうこともございまして、下流から順次上流に上がっていく、あるいは左右岸のバランスをとる等々、技術的な側面もございます。
次に、これまでの捜索状況でございますが、再度の土石流の発生などによる二次災害の防止のため、関係機関の連携により蒲原沢左右岸に監視員やテレビカメラを設置するとともに、ヘリコプターにより上流域の状況を調査、監視するなどの万全の体制をとりました。 捜索活動に当たっては、逐次関係機関による合同の対策会議を開催し、捜索の方針、分担を定め、一致協力して昼夜を問わず懸命に作業を実施してまいりました。
次に、これまでの捜索の状況でございますが、再度の土石流の発生による二次災害の防止のため、関係機関の連携により蒲原沢の左右岸に、四カ所でございますが、監視員やテレビカメラを設置するとともに、上空からヘリコプターにより上流域を調査、監視するなどの万全の体制をとりました。
それで、先ほどの魚類等につきまして影響軽減対策というものを実施いたしたいということで、参考人の意見聴取の中でも早瀬式魚道ということがたしか水野先生からもお話がありましたけれども、まず呼び水式魚道につきまして若干改良を加えたいということで、現在呼び水式魚道というのは左右岸に二本すっ四本ついているわけでございますが、その一門にデニール式魚道というものを設置しようと。
それから、先生御指摘の都市化との関連でございますが、河川改修事業は、過去の被災状況、流域の資産状況や都市化の動向を勘案しながら、上下流、左右岸とのバランスを見ながら鋭意実施してきたところでございます。特に雄物川流域におきましては、秋田市、大曲市といった既成市街地の直轄堤防はほぼ概成をしております。
と同時に、万代橋というのがございますが、その左右岸上下流にわたりまして直轄の河川激甚災害対策特別緊急事業というものに採択いたしまして、総事業費約六十億円をもってこれまでに用地買収その他の事業を進めておるわけでございます。
それから、現在の吉田川の堤防の左右岸の問題でございますが、吉田川の堤防は昭和二十年代からまず第一段階として築堤工事を行い、以後、計画改定の都度、堤防高の低いところあるいは川幅の狭いところから順次かさ上げ工事を行ってまいりました。
○近藤説明員 今回の災害にかんがみて、再度災害防止のための河川改修事業の促進及び洪水地区内における樹木の繁茂の問題、それから吉田川における左右岸の堤防の問題について、お答えさせていただきます。 特に今回、吉田川等におきましては、激甚な災害であったことにかんがみ、災害復旧事業のみならず、河川改修事業についてもなお一段と促進に努力してまいりたいと存じます。